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フランスの素敵な習慣

 


2023年も残すところ

わずかとなりましたね。


現在のフランス時間は

25日の夕方です。


12月のフランスは
街中がノエルに向けて
賑やかになる月です。


昨日は義母を招いて
家族揃ってノエルの
食事を堪能しました。

 

今日は義母から頂いた
柊についてお話します。


フランス語で「Houx」。

発音するとウーという感じ。

(Hは発音しません)

 

 

ツリーにつけられることもある

こちらの柊の葉と赤い実。

 

 

フランスでは写真のように

枝葉がついた状態のものを

ノエルシーズンに

送り合う習慣があります。

 

 

写真の柊は義母から

頂いたものです。

 

 

ちょうどお花屋さんでも

柊だけを売っているのを

見かけたところだったので

 

 

フランスでどんな

伝統習慣があるのか

主人に聞いてみました。

 

 

柊には邪気を払うという

意味があるのをご存知の方も

いらっしゃると思いますが

 

 

通常は玄関先に

この柊の赤い実が

ついた枝葉を飾ります。

 

 

新年にこの柊の枝葉の下で

ビズ(Kiss)をすると

カップルは年内に結婚をする

というジンクスや

 

 

ビズ(Kiss)といっても

こちらは挨拶する時に

頬と頬をくっつけて

挨拶する習慣がありますので

(それも「ビズ」と言います)

 

 

柊の枝葉の下で

挨拶し合うと

その年は病気知らずで

健康でいられるそうです。

 

 

これは昔、柊が

病気を治すために

使われていた歴史からきています。

 

 

また、幸運を運んでくれるなど

柊にはたくさんの意味合いが

あるようです。

 

 

私がお花屋さんでみた時は

「南天が売ってる!」と

 

 

勘違いしてお正月の花材に
使えそうと喜んじゃいました

↑早とちりしすぎ

 

フランスのノエルは

1年最大の家族にとって

大イベント!

 

 

だからこそこのシーズン、

このような昔からの風習を

大切にしている義母が

素敵だなと思ったのでした。


みなさんはどんなノエルを

過ごされましたか?

 

日本はあっという間に

お正月の準備でしょうか?


我が家も日本の文化を

子供達にも伝えたいので

年始に向けて

お正月の準備を進めていきます。

 

 

 

 

 

心を解放し夢を叶える自然療法士
すずき みと